こんにちは!マイです!
ハイどうも、ひげマスターです。
今回ご紹介するのはDisney+オリジナルドラマ
『マンダロリアン』
ディズニー傘下となったルーカスフィルムが送る『スター・ウォーズ』シリーズ初の実写ドラマ作品ですが、その内容は意外かつカッコよく、シリーズの今後が楽しみになる出来映えです!
基本情報
原題:The Mandalorian
製作国:アメリカ
公開年:2019年
ジャンル:SF、アクション
監督:ジョン・ファヴロー、タイカ・ワイティティほか
出演:ペドロ・パスカル、ジーナ・カラーノ、ニック・ノルティ、ジャンカルロ・エスポジート、カール・ウェザース
シーズン数:1(シーズン2は2020年10月30日スタート)
1シーズンあたりの話数:8話
各話の長さ:31〜47分
概要:『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』後の世界を舞台に、傭兵”マンダロリアン”の男の戦いを描く。ショーランナーを務めるのは『アイアンマン』『ライオン・キング』などのヒットメーカー、ジョン・ファヴロー。
あらすじ:反乱軍の活躍により、全宇宙を支配していた銀河帝国が崩壊してから5年。傭兵集団”マンダロリアン”の一人で、腕利きの賞金稼ぎでもある男は、帝国の残党から巨額の依頼を受ける。しかしそのターゲットとの出会いが、彼の生活を一変させるのだった。
ポイント&ストーリー
スター・ウォーズ、満を持してのドラマ化!
これまで『スター・ウォーズ』のドラマ企画は何度も噂になりました。
全9章からなる「スカイウォーカー・サーガ」は3作ずつで時代が分かれているため、「エピソード3と4の間をドラマ化するらしい」「或いは6と7の間か」「いやいや1以前の過去編だ」...などと様々な噂が出ては流れていき、本当にドラマシリーズが製作されるのか曖昧な状態が続いていました。
しかし2017年、ディズニーが独自の動画配信サービス「Disney+」の立ち上げに伴い企画を本格始動させると、同じくディズニー傘下のマーベルスタジオ作品『アイアンマン』シリーズなどを成功させたジョン・ファヴローがショーランナー(シリーズの総監督)に就任し、噂は一気に具体的なシリーズへと発展しました。
壮大な『スター・ウォーズ』の世界のどの部分をドラマにするのかに注目が集まりましたが、クローズアップされたのは意外にも、出番の少ない悪役「ボバ・フェット」(画像参照)でした。
引用元:Amazon
ボバ・フェットはエピソード5と6に登場する悪役で、登場時間は合計で5分足らずと少ないながらもクールなビジュアルと振る舞いから強烈なインパクトを残し、シリーズの生みの親ジョージ・ルーカスも「こんなに人気が出るならもっと出番を増やせばよかった」と後悔するほどの人気キャラとなりました。
エピソード6で死亡したと思われたボバが実は生きていて、彼を主人公とした新作が製作されるという噂もありましたが、最終的に「”マンダロリアン”の一員だけどボバとは別のキャラクター」を主人公としてシリーズがスタートしました。
ちなみに公式の外伝小説によると、ボバの生存は確定らしい。
全宇宙が舞台の西部劇!
本作は全宇宙を股にかけるスペースオペラでありながら、その作風はこれまた意外にも西部劇のテイストを取り入れています。
孤独なガンマンがふらりと立ち寄った町で、一宿一飯の恩義に報いるため悪党退治に乗り出す...そんな往年の名作西部劇のような渋カッコよさが随所に見られます。BGMもそれっぽい。
もちろん『スター・ウォーズ』ならではの要素も満載で、宇宙船同士のドッグファイト、巨大ロボット兵器、ユニークな生物、大小様々なドロイドや個性豊かな宇宙人たちなどが登場し、「やっぱり『スター・ウォーズ』ってワクワクでいっぱいだ!」と再認識させてくれます。
続三部作(EP7,8,9)に失望した人こそ観て欲しい!EP6までと地続きの世界観があって、続三部作よりもよっぽど『スター・ウォーズ』らしい作品だよ!
キャスト&キャラクター
孤高の戦士、マンダロリアン
本作の主人公は孤独な一匹狼の賞金稼ぎで、教義を重んじる誇り高き戦闘集団”マンダロリアン”の一員です。彼は常にヘルメットを被っていて人前では素顔を見せず、本名も明かしません。よって彼に仕事を依頼する人間も単に「マンダロリアン」や「マンドー」と略して呼びます。
敵対する者には冷酷に徹しますが、義理堅い一面も併せ持ったキャラクターです。あまり多くを語らない彼がどのような人物なのかは、シリーズを追うごとに少しづつ判明するようです。
引用元:IMDb
マンドーを演じるのはドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』『ナルコス』などで知られるチリ出身の俳優ペドロ・パスカル。ヘルメットを被りっぱなしで表情が見えないながらも、声色や仕草で孤高の戦士を見事に演じています。
ベビーヨーダことザ・チャイルド
本作のストーリーの鍵を握るのが、ファンの間では「ベビーヨーダ」とも呼ばれているキャラクター、ザ・チャイルド(画像参照)です。
引用元:IMDb
「ベビーヨーダ」と呼ばれる所以は見た目の通り、『スター・ウォーズ』の大人気キャラ、ヨーダを赤ん坊にしたかのような姿から。ヨーダと血の繋がりなどがあるかは不明ですが、少なくとも同じ種族であることは明らかです。
ヨーダは強大なフォースと卓越したライトセーバーの使い手でしたが、ザ・チャイルドには一体どんな秘密があるのでしょうか?そのキュートな見た目も相まって、本作最重要キャラとなっています。
孤高の戦士と赤ん坊...『子連れ狼』を思い出した人も多いのでは。
エンターテインメントの匠、ジョン・ファヴロー
本作のショーランナーを務めるのは先述の通り、ジョン・ファヴローです。
彼はコメディ俳優としてキャリアをスタートさせたということもあり、作品に笑いの要素を取り入れるのが非常に上手い監督です。例えば『アイアンマン』はアクションヒーローものなので基本はシリアスなのですが、軽口を絶やさない主人公像を演出したおかげで肩の力が入り過ぎず、緩急の付いた作品に仕上がっています。
「映画はアートか、エンターテインメントか」という議論は昔からよくありますが、その点ファブロー監督はエンターテインメントに特化したタイプの監督と言えるでしょう。
映画なら2時間、ドラマなら1話40分ほどの限られた時間ですが、シリアスな展開がずっと続くと人間は簡単に疲れてしまいます。ましてや映画館よりも集中しにくい自宅での鑑賞となると尚更です。
本作は自宅での鑑賞を前提としたDisney+配信作品であることと、ファブロー監督のエンタメ重視のスタイルがマッチしたことで、自宅で楽しめる最高の『スター・ウォーズ』となっています。
シーズン継続は確定!映画版の噂も?
本作は高い評価と多数の視聴者数を獲得し、シーズン2の放送を待たずしてシーズン3の製作が決定しています。
更に映画化の可能性についてもファブロー監督は否定しておらず、シリーズの展開によっては映画版もあり得るかもしれません。(映画.comさんの記事参照)
まとめ
『マンダロリアン』管理人レビュー
『マンダロリアン』はこういう人にオススメ
評価
Rotten Tomatoes
批評家と一般、どちらのスコアも93%。(シーズン1)
引用元:Rotten Tomatoes
IMDb
8.7/10でほとんどが8点以上。
引用元:IMDb
予告編
『マンダロリアン』が観られる動画配信サービス
Disney+
本作はDiensyオリジナル作品につき、配信もDeisney+限定です。